スリランカの貧困地域に職業訓練(裁縫)センターを開設するための、5時間のゴスペル・ワークショップ&ライブイベント。「楽しい時間のために使ったお金が、別の場所で大きな力になる」という趣旨のもと、このイベントの収益は全てセンター開設にあてられます。

呼びかけ人はNGOゴスペル広場代表のNana Gentle。新潟のBro. Taisukeおよび大阪のBee芦原が、Nanaと共に出演。総合司会・ナレーションは、元フジテレビの政井マヤアナウンサー。


NGOゴスペル広場
NGO TECHJAPAN
Bro.Taisuke 
Bee芦原

スタッフより一言
たくさんの方々にお越しいただき、無事成功させることが出来ました。本当にありがとうございます!!事前クラスの方々や、当日話しかけてくださった方々の顔を、今も毎日思い出しています。当日は、私たちも心の底から楽しみました。皆さんの楽しそうな笑顔に力づけられました。この企画が持ち上がったのは約一年前。紆余曲折を経て、なんとか開催までこぎつけました。1人の呼びかけから始まったプロジェクトが、1年で約200人の仲間を得たわけです、この感動は言葉になりません!数人のスタッフを募り、綿密に打合せを重ねた準備期間。そして12月の事前クラス参加者募集開始では、1週間で40名の定員が埋まるというビックリなことが起き、急遽クラス増設を決定、約80名の方々と2月から事前クラスで練習。その間に当日参加者の申込みが集まり、イベント当日は遂に約200人での大合唱が実現しました。
裁縫センターひとつ分、80万円が、集まりました。このイベントでは、自分たちの信念を信じ通すこと、そして行動することの大切さを実感したように思います。 やってよかった、というのが今の正直な気持ちです。アンケートでの「次回を作ってほしい」という多くの声に励まされ、きっとまた開催したいと思います!
(2008年5月20日 NGOゴスペル広場 スタッフ一同)

スリランカ在住 NGO TECHJAPAN 代表 カクチ・スベンドリニよりメッセージ

カクチ・スベンドリニ
ジャーナリスト。スリランカのコロンボ大学法学部で学ぶ。上智大学留学後、セイロン・オブザーバー紙、共同通信外信部を経て、国際通信社IPS(インタープレスサービス)日本特派員。1997年ハーバード大学留学。アジアと日本の関係、環境、マイノリティ、ジェンダーなどをテーマに取材活動を続けている。著書に「あなたもできる災害ボランティア 津波被害の現場から」(岩波ジュニア新書)がある。

 

 この度、Nanaさんを始め多くの方々のお力添えにより「Charity Gospel Marathon2008」を開催できましたことを、大変嬉しく思っております。このイベント収益は全て、スリランカ北部トンコマリーに建設計画中の裁縫センター開設資金として、責任を持って使用させていただきます。スリランカ北部には、激しい内戦と壊滅的な津波の被害を受け、貧困の中でなんとか命をつないでいる家族が大勢おります。この裁縫センター建設の目的は、そうした状況にある女性たちへ、裁縫技術の習得を通して生計を立てる手段を提供することです。

  裁縫は決して趣味のようなものではありません。私どもNGO TECHJAPANの接する女性たちにとって、裁縫とは子どもや両親を養うためのお金を稼ぐことができる貴重な手段なのです。今回の「Charity Gospel Marathon2008」を通じ、Nanaさんおよび出演者、参加者の皆様は、低所得の女性へ「経済的自立」へ向けた最も意味のある第一歩を踏み出すチャンスを与えてくださいます。

 裁縫センターは希望と強さの象徴です。これまでにNGO TECHJAPANが開設したセンターでは、女性たち目を輝かせて意欲的に学びに来ています。皆、子どもたちのために少しでも良い生活、少しでも多くの財産を残そうと必死なのです。既に自立してお店を出している卒業生もおります。製品を日本へ送っている者もおります。トンコマリーにセンターがオープンした際には、是非皆様も一度、現地の彼女たちに会いにお越しください。

  「Charity Gospel Marathon2008」の参加者・関係者のおひとりおひとりへ、スリランカの人々に代わり心より御礼申し上げます。より良い世界を作るための活動にご協力くださり、ありがとうございます!


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 「Charity Gospel Marathon 2008」
 ■主催:  NGOゴスペル広場 / NGO TECHJAPAN   ■協力: Bro. Taisuke Mass Choir

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